2009年 03月 28日
東京でお花見……? |
昨年から決まっていた、友人との観劇。
ちょうど一週間前にソメイヨシノの開花宣言が出て、「これはちょうど満開の桜を見られるのでは!?」と、二人でワクワクしていました。
今更、お花見できるようなところのお食事の予約は無理だね~、と笑いながらも、それなりに計画を立てて楽しみにしていました。が。
あら? なにこの寒さ。
『お出掛けの人は暖かい格好で。夜桜を見る人は冬仕度で調度良いかもしれません』 て、なにそれ?
上野に向かう電車の窓から見える桜も、劇場に向かう某線の車窓から見える桜も、花らしい花が見えないではありませんか。
本日最初の予定は、某駅で待ち合わせての観劇。
そちらは大いに盛り上がり、チケットを取ってくれた彼女に感謝♥
その後は、桜が咲いていれば市ヶ谷~飯田橋をお散歩して、神楽坂あたりでお茶しましょう! カナルカフェは混雑していて無理よね? なんて言っていたのですが。
花、どころかほとんどただの枝に見えるんですが(笑) 花見のレベルには程遠いですよ(笑)
とりあえず飯田橋で降りて神楽坂方面へ。実際、人出はかなりありました。やっぱり桜目当ての人が多かったのでしょうか。
水際は寒くとも、他の桜ならもしかして、と願いを込めて毘沙門天に行ってみましたが、残念。こちらもまだまだの様子。とりあえず、かろうじて咲いている花を激写(笑)
その後は、ティータイムを楽しむべく表通りから裏通りの小道をうろうろと。
人出は多いし、時間が時間だしで、どこも一杯でしたが、なんとかお目当てのうちの一軒で席を確保できました。
こじんまりとした、ちょっと異国風の(名前が既にフランス語ですね)お店が神楽坂の小路によく似合う、「サロンドテ アン ガトー」さん。
メインはシフォンケーキ。季節限定の丸ごと焼きリンゴも食べたかったのですが、今回はお花見ツアー。お友達と二人して桜のシフォンケーキを頼みました。サイドには「神楽坂」の焼き印が入っていて、シフォンケーキなのにどこか和風な趣が。
しっとりとした食感にふんわりと漂う桜の香り、花見はちょっと残念だった分、こちらで桜を満喫させていただきました。
女二人集まれば話はなかなか尽きません。幸い、その後も待っている人がいる気配でもなかったので、おいしいケーキとお茶でのんびりおしゃべり、お店を出る頃には薄闇が。ケーキとあわせてライトの入ったお店の写真もアップしてみました。
そして、本日のメインイベントへ。
南北線に乗り、向かうは駒込。
そう、ソメイヨシノには早すぎたので、既に満開の見ごろと聞いている、六義園の枝垂桜狙いです。駒込にはさり気なく、小洒落たちいさなビストロやイタリアンのお店も多いので、夕食はその辺を狙ってみようかと。
こちらもすごい人出ですよ~。
正門に向かう道は、ご同輩と思われる人の群れが。みんな考えることは同じなのね~、と笑いながらも
、周辺のお店のチェックもしつつ。着いた先では、なんと入場待機列が! さすが数少ない満開の夜桜スポット。さすがにこの時間になるとかなり寒くなってきて、天気予報での言葉を信じて冬仕度をしていたことに感謝! (昼間は少し暑かったので)
待機列とは言え、それなりに動いているしおしゃべりをしていれば退屈もしないし。で、思ったよりスムーズに入場できました。
……中の混雑にはかなり驚きましたが。
ここではぐれたら、いくら携帯電話持っていても(暗くて様子がわからないし、人が多いから)待ち合わせが面倒そう。なので、ふたりして離れないようにお互いを気遣いながらの桜見物。
カップルならいざ知らず、いい年の女二人でお手手つなぐわけにも行かないですからね(笑)
まずは遠景。
内門の外側から垣間見えるぼうっと白く浮びあがる花に期待しつつ中に入れば、大きな桜の木と大いなる人の群れに驚愕。
巨木の幹はさすがに凄い。これ一本の樹なの? そして大きいと言うことは重さも凄いということで。しっかり支えが出来ておりました。大きすぎて、近くでその迫力ある姿を写真に収めるのは不可能。低い位置に枝垂れている枝に近付き、お花のアップを捉えてみました。
周囲でも携帯カメラ、デジカメなんかで撮影している人が多かったけれど、この美しさを捕らえることは、よっぽどの腕の人でないと難しいのだろうなぁ、と思っていました。
ついつい撮影する方に夢中になってしまいがちだけれど、自分の目で見て、記憶に残っている映像の方が何倍、何十倍もきれい。自分の目で見る大切さ、心の記憶を大事にすることを忘れないようにしなくては、と思わされました。
それにしても、ここ。人出がすごすぎ、なんていいましたが、人出が少なかったらk美しすぎるがゆえに、怖くなりそうな光景でもありました。
美しいがゆえに禍々しいものって、確かに存在すると思います。
あの根元に死体を抱いている、と文章にした先人は偉大だ……! 華の下にて春死なん、と言った彼の人もね。
今度は、昼間。桜の時期ではないときに来て、園全体を楽しみたいね、とも盛り上がりました。
寒さゆえに、御茶屋で甘酒の誘惑に駆られたのですが、その後に予定の夕食の分の胃のスペースを開けておく為に断念。残念。
夕食は、六義園からほど近いイタリアンのお店「ラ ポルタ フェリーチェ」で。
残念ながら、二人とも健啖家ではないので、桜のコースのチャレンジは出来ず、単品のパスタと、二人で一つの前菜を分け合いました。
美味しかったです。 美味しいからこそコースで食べられない自分が恨めしい!
しかも、その割には細身になれない自分の体型もまた恨めしいです(笑)
予定より開花が進んでいなかったのは残念だったけれど、美味しいお茶とお食事、そして美しい夜桜を見ることが出来てよかった!
舞台も盛り上がったし、おしゃべりは楽しかったし、本当に良い一日でした♥
ちょうど一週間前にソメイヨシノの開花宣言が出て、「これはちょうど満開の桜を見られるのでは!?」と、二人でワクワクしていました。
今更、お花見できるようなところのお食事の予約は無理だね~、と笑いながらも、それなりに計画を立てて楽しみにしていました。が。
あら? なにこの寒さ。
『お出掛けの人は暖かい格好で。夜桜を見る人は冬仕度で調度良いかもしれません』 て、なにそれ?
上野に向かう電車の窓から見える桜も、劇場に向かう某線の車窓から見える桜も、花らしい花が見えないではありませんか。
本日最初の予定は、某駅で待ち合わせての観劇。
そちらは大いに盛り上がり、チケットを取ってくれた彼女に感謝♥
その後は、桜が咲いていれば市ヶ谷~飯田橋をお散歩して、神楽坂あたりでお茶しましょう! カナルカフェは混雑していて無理よね? なんて言っていたのですが。
花、どころかほとんどただの枝に見えるんですが(笑) 花見のレベルには程遠いですよ(笑)
とりあえず飯田橋で降りて神楽坂方面へ。実際、人出はかなりありました。やっぱり桜目当ての人が多かったのでしょうか。
水際は寒くとも、他の桜ならもしかして、と願いを込めて毘沙門天に行ってみましたが、残念。こちらもまだまだの様子。とりあえず、かろうじて咲いている花を激写(笑)
その後は、ティータイムを楽しむべく表通りから裏通りの小道をうろうろと。
人出は多いし、時間が時間だしで、どこも一杯でしたが、なんとかお目当てのうちの一軒で席を確保できました。
こじんまりとした、ちょっと異国風の(名前が既にフランス語ですね)お店が神楽坂の小路によく似合う、「サロンドテ アン ガトー」さん。
メインはシフォンケーキ。季節限定の丸ごと焼きリンゴも食べたかったのですが、今回はお花見ツアー。お友達と二人して桜のシフォンケーキを頼みました。サイドには「神楽坂」の焼き印が入っていて、シフォンケーキなのにどこか和風な趣が。
しっとりとした食感にふんわりと漂う桜の香り、花見はちょっと残念だった分、こちらで桜を満喫させていただきました。
女二人集まれば話はなかなか尽きません。幸い、その後も待っている人がいる気配でもなかったので、おいしいケーキとお茶でのんびりおしゃべり、お店を出る頃には薄闇が。ケーキとあわせてライトの入ったお店の写真もアップしてみました。
そして、本日のメインイベントへ。
南北線に乗り、向かうは駒込。
そう、ソメイヨシノには早すぎたので、既に満開の見ごろと聞いている、六義園の枝垂桜狙いです。駒込にはさり気なく、小洒落たちいさなビストロやイタリアンのお店も多いので、夕食はその辺を狙ってみようかと。
こちらもすごい人出ですよ~。
正門に向かう道は、ご同輩と思われる人の群れが。みんな考えることは同じなのね~、と笑いながらも
、周辺のお店のチェックもしつつ。着いた先では、なんと入場待機列が! さすが数少ない満開の夜桜スポット。さすがにこの時間になるとかなり寒くなってきて、天気予報での言葉を信じて冬仕度をしていたことに感謝! (昼間は少し暑かったので)
待機列とは言え、それなりに動いているしおしゃべりをしていれば退屈もしないし。で、思ったよりスムーズに入場できました。
……中の混雑にはかなり驚きましたが。
ここではぐれたら、いくら携帯電話持っていても(暗くて様子がわからないし、人が多いから)待ち合わせが面倒そう。なので、ふたりして離れないようにお互いを気遣いながらの桜見物。
カップルならいざ知らず、いい年の女二人でお手手つなぐわけにも行かないですからね(笑)
まずは遠景。
内門の外側から垣間見えるぼうっと白く浮びあがる花に期待しつつ中に入れば、大きな桜の木と大いなる人の群れに驚愕。
巨木の幹はさすがに凄い。これ一本の樹なの? そして大きいと言うことは重さも凄いということで。しっかり支えが出来ておりました。大きすぎて、近くでその迫力ある姿を写真に収めるのは不可能。低い位置に枝垂れている枝に近付き、お花のアップを捉えてみました。
周囲でも携帯カメラ、デジカメなんかで撮影している人が多かったけれど、この美しさを捕らえることは、よっぽどの腕の人でないと難しいのだろうなぁ、と思っていました。
ついつい撮影する方に夢中になってしまいがちだけれど、自分の目で見て、記憶に残っている映像の方が何倍、何十倍もきれい。自分の目で見る大切さ、心の記憶を大事にすることを忘れないようにしなくては、と思わされました。
それにしても、ここ。人出がすごすぎ、なんていいましたが、人出が少なかったらk美しすぎるがゆえに、怖くなりそうな光景でもありました。
美しいがゆえに禍々しいものって、確かに存在すると思います。
あの根元に死体を抱いている、と文章にした先人は偉大だ……! 華の下にて春死なん、と言った彼の人もね。
今度は、昼間。桜の時期ではないときに来て、園全体を楽しみたいね、とも盛り上がりました。
寒さゆえに、御茶屋で甘酒の誘惑に駆られたのですが、その後に予定の夕食の分の胃のスペースを開けておく為に断念。残念。
夕食は、六義園からほど近いイタリアンのお店「ラ ポルタ フェリーチェ」で。
残念ながら、二人とも健啖家ではないので、桜のコースのチャレンジは出来ず、単品のパスタと、二人で一つの前菜を分け合いました。
美味しかったです。 美味しいからこそコースで食べられない自分が恨めしい!
しかも、その割には細身になれない自分の体型もまた恨めしいです(笑)
予定より開花が進んでいなかったのは残念だったけれど、美味しいお茶とお食事、そして美しい夜桜を見ることが出来てよかった!
舞台も盛り上がったし、おしゃべりは楽しかったし、本当に良い一日でした♥
by creamrose
| 2009-03-28 21:33
| 雑記