2008年 10月 27日
二人のジゼル |
スケートアメリカの放映を見ました。
まずは小塚君のグランプリシリーズ初優勝におめでとう!
高橋・織田の両氏とは違うスケーティングが魅力でしたが、去年からまたぐっと伸びましたねー。伸びやかで詩情のある滑りがすてき。
今回の優勝に自信を付けて、また更に磨きをかけて成長して欲しいですね。
そして今日の女子シングル。
細かい所はさておき、直前練習の、中野・安藤両選手の衣装に軽い驚き。
慌ててネットで調べたら、予想通りに、やはり二人ともジゼル。
しかも滑走順が続いているではありませんか(笑)
非常に興味深く拝見いたしました。
個人的好みとしては、中野選手の衣装の方が好きですね。
クラシックバレエの衣装に近い、清楚なデザイン。スカートの長さや分量のバランスも良く計算されていた感じだし。
安藤選手の衣装は、フィギュアの衣装としては素敵なのかも知れませんが、腕のデコラティブなデザインとデコルテのバランスが「ジゼル」としては……なんて感じてしまいました。
更に興味深かったのは、どの曲をどう使うか。
共通する部分も勿論あったけれど、中盤以降のチョイスが、二人のイメージにあわせて上手く選ばれていたなぁ。
中野選手のペザントの部分の、バレエの振り付けほぼそのままが可愛らしかった。
安藤選手も裏切られたと思ったジゼルの狂気の部分の表現が似合っていた。
これからのシーズン、更にイメージを深めていった先の演技がとても楽しみ。
最近舞台から離れてしまったけれど、バレエ音楽を聴いて生舞台が見たくなりました。
by creamrose
| 2008-10-27 22:27
| 雑記