2006年 11月 03日
お茶会 |
本日、地元の某庭園にてお茶会がありました。
母のお供で(私自身は茶道を嗜んだ経験はありませんが)、しっかり和服着用で行って参りました。流派の違う先生のお茶席が五つありまして、その内四席にてお茶をいただいてきました。
今日が十三夜のせいか、それにちなんだお菓子が多かったです。
写真にアップした物は「栗明月」という名がついた栗を模った練りきりとウサギの干菓子です。さすがにお茶室では写真は撮れませんので、持って帰ってきた物を撮影。ですから、ちょっぴち栗がゆがんでいますし、ウサギにはちゃんと赤い眼があったのですが、持ち帰ってくる間に取れてしまったのが残念。とても愛らしくて食べてしまうのが勿体なく思ってしまいます。
他に「武蔵野」という名の薄の描かれたお菓子(中には求肥を包んだ漉し餡)、残菊という名の薄紫の菊を模った練りきり、そして栗鹿の子。
四季の移ろいが美しい、日本ならではのお菓子ですよね。
でもって、個人的メモとして残しておきましょう。今日着た着物の組合せ。
黒地にふくの飛び柄小紋。以前着た時は、塩瀬の帯を合わせてみたけれど、今回は大寄せとは言えお茶会でしたので、少しお上品にコーディネイト。帯締めをはっきりとした紅系にしてメリハリをつけてみたり。
帯もそうだけれど、帯揚げや帯締めとの組合せで全然違う雰囲気になるから素敵。組合せの妙ですね。
私自身は、お茶も、そして和服の世界もとんと疎いですが、お茶席を待っている間に、他のお客様の素敵な色あわせや組合せを観ているのは、素人目でもとても楽しいもので。身体の一部のように無理なく、そして品良く素敵に着こなしている方は本当に素敵。
私も自分で着られるようになって、ちょっとお出掛けの際に和服で出かけられるようになりたいなぁ。……現時点では、母の手を煩わせていますから。
母に教われば良いようなものですが、身内に習うってお互いにやりにくかったりするんですよね。さて、どうしたものか。 まぁ、いずれ何とかしなくては、ね。
by creamrose
| 2006-11-03 21:13
| 雑記