2011年 09月 18日
観劇&映画ツアー。 |
17日は、お友達と一緒に赤坂ACTシアターで上演中のロミジュリを観劇。
そのまま東京に泊まって、翌日は一人で地元には来ていない某映画を観賞。
その前後に、やはり地元では買えないショップをうろつきまわり、アクティブ&芸術的に充実した2日間にあいなりました。
今回は、上野の某ホテルを初めて取ってみる。
チェックイン前に荷物を預けに行った所、部屋にこそ通してはもらえないものの、チェックイン手続きは先にしてもらえました。
身軽になって、まずは腹ごしらえにGO!
上野エキュートの中のカフェ、「ハミングカフェ」へ。
スープ&プチプレート。¥640-
飲み物も選べて中々お得な料金。
一人で(多くても二人)軽く食べたい、長居をしない、パーソナルスペースが狭くてもOKなら、中々使い勝手が良いお店だと思います。
場所によっては、通路から丸見えなのでそれは納得の上で(笑)
そこから、一人お買い物ツアー。
まずは池袋、さらには日比谷と有楽町、ついでに秋葉原にまで足をのばして、予定をクリア。
かなりの距離を歩きました。万歩計つけていたらどうなったかな? と思ったり。
いったんホテルに戻って、荷物を置いてから観劇の待ち合わせに向かいます。
思ったより買いものに時間がかかったのでこの時点で余裕があまりなく、ホテルで一休みしてから……のプランはもろくも崩れ去りました。
5時半からのソワレだったので、買い物途中に買ったパンを小腹ふさぎにいただいて、いざ赤坂に。
実は赤坂ACTシアターは初めて。
なので少し時間に余裕を持たせて向かったのですが、本当に駅から近くてその点ではグッド!
ただ、噂には聞いていましたが、本当にロビーその他狭いし、何より動線悪過ぎ。
何事がトラブルあったら、ちょっと怖い作りかもしれません。
舞台そのものは、先に結構にぶっ飛んだ演出である事を見聞きしていたので、それほど驚かずに済んだけれど、う~んどうなんでしょう。先に見ていた宝塚バージョン(演出は同じ方)ともだいぶ違う。
出演者はダブルキャストが多いし、今回は一公演しか取っていませんが(何しろダブルキャストに組み合わせでるのがだいぶ遅かったですしね……)この組み合わせは中々バランスが良いのでは、と。──主に身長の面で(笑)
いいとこのボンボンでちょっと弱気だけれど一途なロミオ、初々しいジュリエットは、いいカップルでした。
ロミオはトートと比較してどうかな? とちょっと心配な面もありましたが、さすがに大きな舞台を踏んだ経験が活きている感じ。黄泉の帝王とは違う、今を悩み生きるロミオを感情豊かに表現していました。
今回のジュリエットは本当に新人だったけれど、それが良い方向に出ていますね。ジュリエットという役柄のなせる技? 舞台人としてはまだまだな点もありますが、舞台の上でジュリエットとしてちゃんと生きていました。
他主要メンバーも好きな方が多かったのですが、個人的に乳母役の方を楽しみにしていました。迫力のあるお歌、コミカルでけれどシリアスな場面もきちんとジュリエットへの愛情を見せて演じていて、とても良かった!
……ただ、両方歌上手いのに神父様との声の相性が今一つ、に感じたのは個人的嗜好かしら。
そして今回一番の収穫は「死」のダンサー。最初は、ダブルキャストのもう一人の方で見たいと思っていたのですが、こちらのダンサーをこの舞台で初めて生で見る事が出来てラッキーだったと思っています。
振り付けはクラシカルな要素が強くて、本来の持ち味ではないかもしれないけれど、その存在感・隅々まで抑制された一切無駄のない、けれど妖艶で凄みのある動きに圧倒されました。
ロミオはじめ、他キャストも見たいのに、視線がついつい「死」に行ってしまう。
眼が一対しかないのが惜しい、と本気で思いましたよ。
演出は……うーん、宝塚版の方が好きかも。
衣装も宝塚の方が好き。ただ、女性だけの宝塚だから映えた衣装であって、あれを今回のメンバーに持ってきて合うかどうかはまた別ですが。
エリザもそうだけれど、宝塚の方がどうもロマンティックを目指しているのか。
今回は「死」に対して「愛」のダンサーを登場させていましたが、それは好きだったなぁ。
個人的な目線ですが、「死」の絡みがあまりにもロミオ側に偏っているため、「死」がトートでロミオがシシィみたいに見えてきてしまって。
「ロミオに懸想する死」というか、ロミオが死に向かうのを待ちかねている「死」に見えたというか。
最後に両家に関わる人々が、二人の亡骸を引き離そうとしても固く結んだ手は離れない、その頭上で「死」ががっくりと力を失った場面、ロミオが死して尚、手に入らなかった為に思えてしまったり。
エリザに引きずられすぎでしょうか。
宝塚バージョンだと、そこを「愛」がうまく補っている気がするんですよね。
宗教的な背景や思想も絡んでくると思うので、日本人と西欧人ではその辺の解釈もかなり違ってくるとは思うのですが。
携帯電話、スマフォ、フェイスブック。
この辺は好みではありませんが、それなりに上手く絡ませてあったとは思いました。
携帯が普及してから、待ち合わせや約束が軽んじられるようになった感もあるので、時代が変わって便利になっても、すれ違いや間違いはある。
もっとしっかり確認して、つながりを保たなければいけない、というメッセージかとも思わなくもないのですが、それをこの舞台で伝える必要性があるのかと思うと、うーん。
小池先生の演出プラン・思想、どこかできちんと教えてくれないかしら。
終演後は、舞台の感想を語りつつ赤坂ブリッツ内のカジュアルイタリアンのお店でお食事。
写真取り損ねました。
アラカルトで前菜とパスタ、デザートと飲み物の軽めのディナー。美味しかったし、適度にお客を放っておいてくれるので気がねなくのんびりと食事しながらお話しできました。
ランチなんかでも使ってみたいなぁ。
アルコールが飲めないのが、こういう時には残念。
のんびりおしゃべりを堪能した後ホテルへ。
こじんまりとしたシンプルなホテルですが、お部屋は清潔・快適。駅にも近く色々便利、首都高速が近くてちょっとうるさいのが玉に瑕、ですが、また使いたいホテルですね。
パンと飲み物の簡易朝食もついていて便利。
パンは数種類、お好みで自分でトーストもできます。
バター・ジャムもあり、ドリンクもコーヒー・紅茶・オレンジジュース・ミルクとあり、部屋に持って行ってもOK。
他に、自販機やコインランドリーのあるフロアもあり、そこでは給茶器(コーヒー・紅茶・緑茶)を紙コップでお部屋に持ち帰りも可。
ただし、部屋に普通はある電気ケトルの類は通常はないので、必要ならフロントにて借りる必要あり。
最近は、昔ながらのビジネスとは違う、シンプルで小洒落たシングルで泊まれるホテルが増えているのがありがたいですね。
お値段も結構リーズナブルな所も多いし。
しかも、ここチェックアウトが普通で12時!
今回は映画見に行く予定があり、その恩恵にあずかれませんでしたが、これはこのお値段のクラスのホテルには珍しいし価値がありますね。
上野周辺には、定宿にしているホテルが他にもあるのだけれど、うまく使い分けていきたい所。
さてさて、チェックアウト後は映画へ。
地元では上映していないので、ついでに寄れてラッキー。
ネットで見てもそこまで混雑はしていなかったので、当日入場チケットで入りました。
地元では平日の夜に行く事が多いので、日曜日の映画館の人の多さ(というか子供の多さ?)にびっくり。
ちょうどアニメとかも上映していたからかな? とっても賑やか。
上映中に飲食する趣味はないので手ぶらで入場。今のシネコンは段差もあり指定席だし、見やすくて良いですよね……って、あなた何歳なの? って突っ込みはなしでお願いします。
大きいスクリーンで、良い音響で映画も堪能。
DVD出たら買うにしても、やっぱり大画面は良いですね。
そして、実は今日も寄り道あり。
大宮にある某ショップに寄るため途中下車。少し遅めのランチは、久々に大宮駅構内のエキュートのパスタ屋さんで。
立地柄一人で気軽に入りやすく、回転が速いのが助かります。
小エビとアボカドのトマトクリームパスタ。美味しくいただきました。
この後は、まっすぐ自宅に。
舞台と映画と、続けての観賞は頭が混乱するかとも思ったけれど、何とか大丈夫。
でも余韻を楽しむためには、本当は時間を開けたい所ですが。
買い物も含めて、2日間に色々詰め込みすぎましたが、楽しく充実した2日間でもありました。
疲れたけれど、満足♥
そのまま東京に泊まって、翌日は一人で地元には来ていない某映画を観賞。
その前後に、やはり地元では買えないショップをうろつきまわり、アクティブ&芸術的に充実した2日間にあいなりました。
今回は、上野の某ホテルを初めて取ってみる。
チェックイン前に荷物を預けに行った所、部屋にこそ通してはもらえないものの、チェックイン手続きは先にしてもらえました。
身軽になって、まずは腹ごしらえにGO!
上野エキュートの中のカフェ、「ハミングカフェ」へ。
スープ&プチプレート。¥640-
飲み物も選べて中々お得な料金。
一人で(多くても二人)軽く食べたい、長居をしない、パーソナルスペースが狭くてもOKなら、中々使い勝手が良いお店だと思います。
場所によっては、通路から丸見えなのでそれは納得の上で(笑)
そこから、一人お買い物ツアー。
まずは池袋、さらには日比谷と有楽町、ついでに秋葉原にまで足をのばして、予定をクリア。
かなりの距離を歩きました。万歩計つけていたらどうなったかな? と思ったり。
いったんホテルに戻って、荷物を置いてから観劇の待ち合わせに向かいます。
思ったより買いものに時間がかかったのでこの時点で余裕があまりなく、ホテルで一休みしてから……のプランはもろくも崩れ去りました。
5時半からのソワレだったので、買い物途中に買ったパンを小腹ふさぎにいただいて、いざ赤坂に。
実は赤坂ACTシアターは初めて。
なので少し時間に余裕を持たせて向かったのですが、本当に駅から近くてその点ではグッド!
ただ、噂には聞いていましたが、本当にロビーその他狭いし、何より動線悪過ぎ。
何事がトラブルあったら、ちょっと怖い作りかもしれません。
舞台そのものは、先に結構にぶっ飛んだ演出である事を見聞きしていたので、それほど驚かずに済んだけれど、う~んどうなんでしょう。先に見ていた宝塚バージョン(演出は同じ方)ともだいぶ違う。
出演者はダブルキャストが多いし、今回は一公演しか取っていませんが(何しろダブルキャストに組み合わせでるのがだいぶ遅かったですしね……)この組み合わせは中々バランスが良いのでは、と。──主に身長の面で(笑)
いいとこのボンボンでちょっと弱気だけれど一途なロミオ、初々しいジュリエットは、いいカップルでした。
ロミオはトートと比較してどうかな? とちょっと心配な面もありましたが、さすがに大きな舞台を踏んだ経験が活きている感じ。黄泉の帝王とは違う、今を悩み生きるロミオを感情豊かに表現していました。
今回のジュリエットは本当に新人だったけれど、それが良い方向に出ていますね。ジュリエットという役柄のなせる技? 舞台人としてはまだまだな点もありますが、舞台の上でジュリエットとしてちゃんと生きていました。
他主要メンバーも好きな方が多かったのですが、個人的に乳母役の方を楽しみにしていました。迫力のあるお歌、コミカルでけれどシリアスな場面もきちんとジュリエットへの愛情を見せて演じていて、とても良かった!
……ただ、両方歌上手いのに神父様との声の相性が今一つ、に感じたのは個人的嗜好かしら。
そして今回一番の収穫は「死」のダンサー。最初は、ダブルキャストのもう一人の方で見たいと思っていたのですが、こちらのダンサーをこの舞台で初めて生で見る事が出来てラッキーだったと思っています。
振り付けはクラシカルな要素が強くて、本来の持ち味ではないかもしれないけれど、その存在感・隅々まで抑制された一切無駄のない、けれど妖艶で凄みのある動きに圧倒されました。
ロミオはじめ、他キャストも見たいのに、視線がついつい「死」に行ってしまう。
眼が一対しかないのが惜しい、と本気で思いましたよ。
演出は……うーん、宝塚版の方が好きかも。
衣装も宝塚の方が好き。ただ、女性だけの宝塚だから映えた衣装であって、あれを今回のメンバーに持ってきて合うかどうかはまた別ですが。
エリザもそうだけれど、宝塚の方がどうもロマンティックを目指しているのか。
今回は「死」に対して「愛」のダンサーを登場させていましたが、それは好きだったなぁ。
個人的な目線ですが、「死」の絡みがあまりにもロミオ側に偏っているため、「死」がトートでロミオがシシィみたいに見えてきてしまって。
「ロミオに懸想する死」というか、ロミオが死に向かうのを待ちかねている「死」に見えたというか。
最後に両家に関わる人々が、二人の亡骸を引き離そうとしても固く結んだ手は離れない、その頭上で「死」ががっくりと力を失った場面、ロミオが死して尚、手に入らなかった為に思えてしまったり。
エリザに引きずられすぎでしょうか。
宝塚バージョンだと、そこを「愛」がうまく補っている気がするんですよね。
宗教的な背景や思想も絡んでくると思うので、日本人と西欧人ではその辺の解釈もかなり違ってくるとは思うのですが。
携帯電話、スマフォ、フェイスブック。
この辺は好みではありませんが、それなりに上手く絡ませてあったとは思いました。
携帯が普及してから、待ち合わせや約束が軽んじられるようになった感もあるので、時代が変わって便利になっても、すれ違いや間違いはある。
もっとしっかり確認して、つながりを保たなければいけない、というメッセージかとも思わなくもないのですが、それをこの舞台で伝える必要性があるのかと思うと、うーん。
小池先生の演出プラン・思想、どこかできちんと教えてくれないかしら。
終演後は、舞台の感想を語りつつ赤坂ブリッツ内のカジュアルイタリアンのお店でお食事。
写真取り損ねました。
アラカルトで前菜とパスタ、デザートと飲み物の軽めのディナー。美味しかったし、適度にお客を放っておいてくれるので気がねなくのんびりと食事しながらお話しできました。
ランチなんかでも使ってみたいなぁ。
アルコールが飲めないのが、こういう時には残念。
のんびりおしゃべりを堪能した後ホテルへ。
こじんまりとしたシンプルなホテルですが、お部屋は清潔・快適。駅にも近く色々便利、首都高速が近くてちょっとうるさいのが玉に瑕、ですが、また使いたいホテルですね。
パンと飲み物の簡易朝食もついていて便利。
パンは数種類、お好みで自分でトーストもできます。
バター・ジャムもあり、ドリンクもコーヒー・紅茶・オレンジジュース・ミルクとあり、部屋に持って行ってもOK。
他に、自販機やコインランドリーのあるフロアもあり、そこでは給茶器(コーヒー・紅茶・緑茶)を紙コップでお部屋に持ち帰りも可。
ただし、部屋に普通はある電気ケトルの類は通常はないので、必要ならフロントにて借りる必要あり。
最近は、昔ながらのビジネスとは違う、シンプルで小洒落たシングルで泊まれるホテルが増えているのがありがたいですね。
お値段も結構リーズナブルな所も多いし。
しかも、ここチェックアウトが普通で12時!
今回は映画見に行く予定があり、その恩恵にあずかれませんでしたが、これはこのお値段のクラスのホテルには珍しいし価値がありますね。
上野周辺には、定宿にしているホテルが他にもあるのだけれど、うまく使い分けていきたい所。
さてさて、チェックアウト後は映画へ。
地元では上映していないので、ついでに寄れてラッキー。
ネットで見てもそこまで混雑はしていなかったので、当日入場チケットで入りました。
地元では平日の夜に行く事が多いので、日曜日の映画館の人の多さ(というか子供の多さ?)にびっくり。
ちょうどアニメとかも上映していたからかな? とっても賑やか。
上映中に飲食する趣味はないので手ぶらで入場。今のシネコンは段差もあり指定席だし、見やすくて良いですよね……って、あなた何歳なの? って突っ込みはなしでお願いします。
大きいスクリーンで、良い音響で映画も堪能。
DVD出たら買うにしても、やっぱり大画面は良いですね。
そして、実は今日も寄り道あり。
大宮にある某ショップに寄るため途中下車。少し遅めのランチは、久々に大宮駅構内のエキュートのパスタ屋さんで。
立地柄一人で気軽に入りやすく、回転が速いのが助かります。
小エビとアボカドのトマトクリームパスタ。美味しくいただきました。
この後は、まっすぐ自宅に。
舞台と映画と、続けての観賞は頭が混乱するかとも思ったけれど、何とか大丈夫。
でも余韻を楽しむためには、本当は時間を開けたい所ですが。
買い物も含めて、2日間に色々詰め込みすぎましたが、楽しく充実した2日間でもありました。
疲れたけれど、満足♥
by creamrose
| 2011-09-18 22:36
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