2010年 03月 13日
きもの日和 |
「目黒雅叙園」 を舞台に開催された 「きもの日和」 に行ってまいりました。
そのきっかけをくださったのが、こちらでもたびたび話題にさせていただいている 「Ryuz」 さん。
ブログに書かれていた、会場内のショップ出展に参加が決まったとの記事を拝見して、これは楽しそう! と遊びに行こうと決めた次第。
こちらのイベントは、存じ上げていませんでしたし、知っていたとしても、なかなか敷居が高くて、きっかけがないと行きがたいもの。やっぱり知っている方がそこにいらっしゃる、これは大きな動機づけになりますよね。
母にもちかけ、二人して着物で押しかける事に
と決めたものの、10日から体調を崩してしまい、「行く」といっておいて、もしかして行けない事態になったら却って失礼かもと思い、Ryuzのchizさんにも参加の事は告げずぬまま、当日いきなり押しかけました(笑)
雅叙園内で素敵な装飾の写真も撮ってはみたものの、画像に難ありなのでアップはしません。公式サイトでご覧になるか、実際に行って実物を見ることをお勧め。
有名な百段階段は言わずもがな、一階にある素敵なトイレにはぜひとも入ってみることをお勧め
到着がお昼前だったので、まずは腹ごしらえ。
カフェラウンジ、パンドラ にてミックスサンドイッチとフォカッチャサンドを。ラウンジの雰囲気も素敵ですが、お値段もTPOに応じて素敵です。……田舎で質素に暮らす人間には、そうそう行ける場所ではありませんね、はい。
Ryuzさんの出展は、企業ではないクラフト作家さんたちの集まりみたいな感じのスペース。
混雑をしていなかったのを幸い、ちょっと記念撮影なんかさせていただいたり。
職長さんの作った素敵なお皿やカトラリーもちゃんと写っていますね。あ、せっかくだからchizさんの作った素敵な籐のバッグも写りこむ位置に置かせてもらえば良かった! 残念。
chizさんは和服ではなかったですが、着物素材のすてきなチュニックブラウスをお召しでした。会場の雰囲気に馴染んでいてすてき! クリエーターさんだけあってオリジナリティあるセンスでいらっしゃるんですよね。身長も高くてすらりとしているし、そのたたずまいも素敵。
ごあいさつした後は、ファッションショーを見たり、百段階段を会場にした展示を見たり、きものやさんの出店スペースを覗いたり。
百段階段については、母は以前ガイド付きのツアーで見たことがあるのだけれど私は今回が初めて。
『すごい』以外の単語が出てきません。何も知らなくても圧倒されるものではあるけれど、きちんと説明を聴いたらまた違うものが見えてくるのだろうなぁ。
そうそう、展示のお着物で変わったものがありました。
遠目には市松模様、しかしてその実態は! なんとQRコード!! しかも、これ本物のコードなんですよ!? 携帯で読み取ってみたら『い:犬も歩けば棒にあたる』 とか 『さ:さわらぬ神にたたりなし』 なんて。
どうやら、いろはカルタをコード変換にしたみたい。
相手が布地だけに、まっすぐ正面から読み取るのがなかなか難しかったけれど、なんて楽しい試み。
それにしても、これ染めるの大変だったでしょうね……。
出店の着物を見ていて、すごく好みの反物と帯がありました。お金に糸目をつけずに買い物できるような、恵まれた人間ではありませんので後ろ髪をひかれつつもきっぱり断念。……とりあえず、和物の習い事もしていないくせに人並み以上に(価値ある品物ではないにしろ)持っているし、いずれは母の着物を受け継ぐことを考えたら、今後一切買う事は──何かの間違いで玉の輿にでも乗るor宝くじで6億円当てる、なんて事のない限り──ないだろうと。
必要不可欠なものではないのに、しかも着る機会もめったにないくせに、綺麗な物を見ると『いいなぁ』と思ってしまうのはどうしてなのか。
もはや、理屈ではなくお金の有無でもなく、それが“好き”って事なのでしょうね。
充分に色々堪能して雅叙園を後に。
アフタヌーンティールームでお茶を。
一人だけアフタヌーンティーセットにして一人は紅茶のみのオーダーで、スイーツを分け合う形に。スイーツも春色ですね。可愛いケーキが良く見えるように、前後から撮影してみました。
雅叙園でも、ちょっとしたお菓子を買ってきたので、これはまた後でアップの予定。
そしてRyuzさんで買ってきたものも、これまた別の機会に載せたいと思います。素敵なものと可愛いもの、果たして何が出るやら、こうご期待 Ryuzさん、今まで知らなかったイベントに参加するきっかけを下さって、どうもありがとうございました。
今後もまた何かあったら教えてくださいね。
展示された着物、そしてイベントに遊びに来ていた方が着用されていた着物、色々と目の保養をしてきました。様々な着こなしを見て思ったのは。私自身はやはりオーソドックスな組み合わせや着こなしが好きだな、と言う事。現代風のアレンジや着崩仕方は好きにはなれないかなと。
描かれた柄が思いがけない意匠であったり、和のカテゴリーからかけ離れたものであることは大丈夫だけど、袖口からレースをのぞかせたり、足袋が紫に地に黒のレース(みたいなちょっとゴスロリ風味?)みたいなものは苦手みたい。
でも、しっかりお太鼓ではなく、細帯をしめて気軽に着られるのは良いと思うし。
自分でも、ちょっと素敵な細帯を心がけて探して、お出かけの際に着物を着る機会を増やすようにしたいものですね。
……観劇には向かない(劇場によっては後ろの方の迷惑になる)のが残念ですね。
そのきっかけをくださったのが、こちらでもたびたび話題にさせていただいている 「Ryuz」 さん。
ブログに書かれていた、会場内のショップ出展に参加が決まったとの記事を拝見して、これは楽しそう! と遊びに行こうと決めた次第。
こちらのイベントは、存じ上げていませんでしたし、知っていたとしても、なかなか敷居が高くて、きっかけがないと行きがたいもの。やっぱり知っている方がそこにいらっしゃる、これは大きな動機づけになりますよね。
母にもちかけ、二人して着物で押しかける事に
と決めたものの、10日から体調を崩してしまい、「行く」といっておいて、もしかして行けない事態になったら却って失礼かもと思い、Ryuzのchizさんにも参加の事は告げずぬまま、当日いきなり押しかけました(笑)
雅叙園内で素敵な装飾の写真も撮ってはみたものの、画像に難ありなのでアップはしません。公式サイトでご覧になるか、実際に行って実物を見ることをお勧め。
有名な百段階段は言わずもがな、一階にある素敵なトイレにはぜひとも入ってみることをお勧め
到着がお昼前だったので、まずは腹ごしらえ。
カフェラウンジ、パンドラ にてミックスサンドイッチとフォカッチャサンドを。ラウンジの雰囲気も素敵ですが、お値段もTPOに応じて素敵です。……田舎で質素に暮らす人間には、そうそう行ける場所ではありませんね、はい。
Ryuzさんの出展は、企業ではないクラフト作家さんたちの集まりみたいな感じのスペース。
混雑をしていなかったのを幸い、ちょっと記念撮影なんかさせていただいたり。
職長さんの作った素敵なお皿やカトラリーもちゃんと写っていますね。あ、せっかくだからchizさんの作った素敵な籐のバッグも写りこむ位置に置かせてもらえば良かった! 残念。
chizさんは和服ではなかったですが、着物素材のすてきなチュニックブラウスをお召しでした。会場の雰囲気に馴染んでいてすてき! クリエーターさんだけあってオリジナリティあるセンスでいらっしゃるんですよね。身長も高くてすらりとしているし、そのたたずまいも素敵。
ごあいさつした後は、ファッションショーを見たり、百段階段を会場にした展示を見たり、きものやさんの出店スペースを覗いたり。
百段階段については、母は以前ガイド付きのツアーで見たことがあるのだけれど私は今回が初めて。
『すごい』以外の単語が出てきません。何も知らなくても圧倒されるものではあるけれど、きちんと説明を聴いたらまた違うものが見えてくるのだろうなぁ。
そうそう、展示のお着物で変わったものがありました。
遠目には市松模様、しかしてその実態は! なんとQRコード!! しかも、これ本物のコードなんですよ!? 携帯で読み取ってみたら『い:犬も歩けば棒にあたる』 とか 『さ:さわらぬ神にたたりなし』 なんて。
どうやら、いろはカルタをコード変換にしたみたい。
相手が布地だけに、まっすぐ正面から読み取るのがなかなか難しかったけれど、なんて楽しい試み。
それにしても、これ染めるの大変だったでしょうね……。
出店の着物を見ていて、すごく好みの反物と帯がありました。お金に糸目をつけずに買い物できるような、恵まれた人間ではありませんので後ろ髪をひかれつつもきっぱり断念。……とりあえず、和物の習い事もしていないくせに人並み以上に(価値ある品物ではないにしろ)持っているし、いずれは母の着物を受け継ぐことを考えたら、今後一切買う事は──何かの間違いで玉の輿にでも乗るor宝くじで6億円当てる、なんて事のない限り──ないだろうと。
必要不可欠なものではないのに、しかも着る機会もめったにないくせに、綺麗な物を見ると『いいなぁ』と思ってしまうのはどうしてなのか。
もはや、理屈ではなくお金の有無でもなく、それが“好き”って事なのでしょうね。
充分に色々堪能して雅叙園を後に。
アフタヌーンティールームでお茶を。
一人だけアフタヌーンティーセットにして一人は紅茶のみのオーダーで、スイーツを分け合う形に。スイーツも春色ですね。可愛いケーキが良く見えるように、前後から撮影してみました。
雅叙園でも、ちょっとしたお菓子を買ってきたので、これはまた後でアップの予定。
そしてRyuzさんで買ってきたものも、これまた別の機会に載せたいと思います。素敵なものと可愛いもの、果たして何が出るやら、こうご期待 Ryuzさん、今まで知らなかったイベントに参加するきっかけを下さって、どうもありがとうございました。
今後もまた何かあったら教えてくださいね。
展示された着物、そしてイベントに遊びに来ていた方が着用されていた着物、色々と目の保養をしてきました。様々な着こなしを見て思ったのは。私自身はやはりオーソドックスな組み合わせや着こなしが好きだな、と言う事。現代風のアレンジや着崩仕方は好きにはなれないかなと。
描かれた柄が思いがけない意匠であったり、和のカテゴリーからかけ離れたものであることは大丈夫だけど、袖口からレースをのぞかせたり、足袋が紫に地に黒のレース(みたいなちょっとゴスロリ風味?)みたいなものは苦手みたい。
でも、しっかりお太鼓ではなく、細帯をしめて気軽に着られるのは良いと思うし。
自分でも、ちょっと素敵な細帯を心がけて探して、お出かけの際に着物を着る機会を増やすようにしたいものですね。
……観劇には向かない(劇場によっては後ろの方の迷惑になる)のが残念ですね。
by creamrose
| 2010-03-13 22:44
| 雑記